心のどこかに……

年々過激さを増すハロウィン。
自分が子どものころや、若者だったころは
こんな風習はなかったから、
「まったくくだらんことをやりおって」
と否定的に見ているオジサンの自分が顔を出して
くるのだが、でも、どこかで仮装をやってみたい
自分もいるような気がするのだ。
ハロウィンではしゃぐ若者たちというのは、
どこか日常で抑圧されているところがあって、
それを解放するために爆発するのだろう。
だとすると、仮装を「ちょっとやってみたいな」と
思っている私も、日常に退屈しているのかもしれない。
ただし、過激でとんがった本の企画を考えることで、
日常の退屈を打破したいと思うけどね。