大激論 子どもはアホなのか

岡山の友人Fと彼の上京に合わせて飲みに行っている。
内容は割愛するが、
子どもはアホかどうかで大激論になった。
私は子どもたちにこういうふうになってほしいといったら、
「そんなことは無理。それは子どもを買いかぶりすぎ」
と言われたので、
「いいや、お前は子どもを見くびりすぎ」
と言い返した。
しばらく「買いかぶりすぎ」「見くびりすぎ」のやりとりが続いた。
今の子は、きょうだいが少ないなかで育ってきている。
親は少ないわが子に期待をかけるので、
自分の思うように育てようと、過干渉になっている。
そのため、自分のことも自分で決められない、
自分でどうしたいか決められない子が多いのかもしれない。
自分の意見を持っていない子は、
大人から見ればアホに見えるかもしれない。
でも、そういう子でも「意見を言っていいんだよ」って言ってやれば、
考えて、自分で決められるようになるはずなのだ。
その意味で私は、子どもは大人が思っている以上のことが
できると見ている。
途中、険悪なムードになったが、
彼はいいことも言ってくれたので感謝している。
子どものことでこんなに熱くなるとは思わなかったなあ。
もういい年になったということだなあ。