親自身が自分の人生を充実させること

今日は多くの学校で始業式だったはず。
新学期、時に夏休み明けの2学期始まりは、
自殺する子が増えるのだそうだ。
「学校に行くのがつらいだけなら、行かなければいい」
と言うのは簡単だが、本人にとってはそれが難しい。
学校に行かないと、親を悲しませることになるからだ。
学校はつらい、かといって家にずっといるのもつらい。
学校と親との板挟みになって苦しくなり、
最後には死を選ぶということになるのかもしれない。
親は子どもを心配するあまり、子どもを追い詰めている
ことにはなかなか気づかない。
引きこもりもそうだが、親が仕事をやめてしまったりする。
子どもに寄り添うことが必要な時期もあるが、
そうでないなら、親はできるだけ普通に過ごすことだ。
子どもが気になるのをぐっとこらえて、
親は自分の人生を充実させることを考えるのだ。
そうすれば、子どもは重荷を背負わなくてよくなる。