本を買うことの意味

住宅メーカーの土地活用、家づくりの本
銀行グループの資産運用の本
無料で差しげますってやっていますよね。
ああいう本は参考にする程度にとどめておき、
全面的に信用しないほうがいいね。
なぜなら、ああいう冊子は、自社の商品の販促のために
つくられたもので、自社の商品に誘導されるように
論理構成されているからだ。
綿密に、巧妙に(といったら言い方悪いけど)、つくられて
いるから、なんの予備知識もない人は誘導されやすい。
誘導されてハッピーならそれでいいが、
しっかりした考えがないと損をすることにもなりかねない。
その点、本は誰にも遠慮することのない、基本的に
圧力のかけられない媒体だから、その点は信用できる。
広告や制作者の論理でつくられている媒体は、
どこかでバイアスがかかっており、実態とは違うものもある。
これを見極められるなら、それに越したことはないが、
それができないから、こういう冊子を手に取るわけで。
大事なのは、こういう冊子と一緒にちゃんとお金を出して
本も購入して、いろいろな視点で検討することだ。
家を買ったり、資産運用したりといった大事なことは
それぐらい慎重にやったほうがいい。