勝利が決まった瞬間、「歓喜の輪」をつくらずに
粛々と整列したのが話題になった。
これは生徒が自分たちで考えたものであるなら、
とても素晴らしいことだと思った。
もしこれが大人たちが子どもたちに強いたことであるなら、
それはちょっと違うだろう、と思う。
剣道のようにガッツポーズをすると1本が取り消されるような
公式のルールがあるものを除いて、スポーツにおいて
他者を尊重する意味合いで、喜ぶことを自粛するようなことを
指導者が強制している場合がある。
これは自分たちで考えて、自分たちで理由を理解して実行しないと
まったく意味がない。
それがないのであれば、素直に喜んだほうがいい。
スポーツは武道とは違うからだ。
何にせよ、上から言われてやるのではなく、
自分たちで考えて決めたらいい。