田舎暮らしはかつては定年退職者に人気だったが、
最近は子育て世代の移住が増えていて、
40代以下の相談者は2008年は30％だったのが、
14年には54％を占めているという。
「子供を自然の中で育てたい」からというだけでなく、
「都会では稼げないと生きていけないが、田舎ならなんとかなる」
という人が移住しているのではないか。
ネットショッピングが発達して買い物に困らなくなったし、
人口増のために行政から子育て世代に手厚い支援が
なされるようになったのも一因だろう。
教育においても動画で有名講師の授業が受けられる時代になった。
年を取ったころには、自動運転技術ができるので通院などの
移動にも困らないと考える人もいるはずだ。
さまざまなテクノロジーの進展で、
田舎生活のデメリットが解消されつつある。
自分なりの幸せ感をしっかり持ち、
明確なイメージをもってしっかり準備ができたなら、
田舎に移住して子育てをすることができる。
私はまだまだ田舎暮らしをしたいと思わないけど。
