デフレの原因は、自分の肌感覚からすると、
需要が増えないからというのが理由な気がする。
買いたいものってないものね。
本当に思いつかない。
強いて上げれば、ちょっとしたアウトドアグッズぐらいかな。
テレビも冷蔵庫も洗濯機もあるし、
いいのに買い替えたところで大差ないしね。
欲しい人は少ないのだから、値段は下がるよね。
「これくらいの値段なら、(別にどうしても欲しいわけじゃないけど)
買ってもいいかな」ってなるから。
あと、生産年齢人口が減ってるしね。
人口は毎年20万人ぐらい減っているんだけど、
それより労働者が減っているのが、需要減になっている。
年金生活者はそれほどお金を使えないからね。
生産年齢人口が減っているのは、需要減につながる。
もしこれらがデフレの理由だとしたら、紙幣をジャンジャン刷っても
お金が世の中を回ることはない。
物価が上がっているのは、原発を止めているために、
燃料費が上がったものが転嫁されているだけということになる。
もちろん、私はエコノミストじゃないから、本当のところなんて
わかるわけがないのだけど、いまのところはそう思う。
消費税に関しては、庶民はすでに必要最低限のものしか買ってない
わけで、増税で景気が悪くなるとは思わない。
消費増税で消費を控えたりするのを考えるのは、大きな買い物(家、車など)
をしようとしている人か、腕時計、ブランド品を買っている人だ。
すでに庶民は日常の生活防衛をやりつくしているので、
必要最低限のものしか買っていない。
必要最低限だから消費税が上がっても買うしかない。
だから、消費増税で景気は悪くならないと思う。
新聞紙上(特に大手)では、記者自身が高給取りだから、
自分たちの関心のある投資や高級品市場を取材して、
活況ということで、メディアは「アベノミクス景気」と
持ち上げるのだけど、庶民の暮らしには関係ない。
だから、景気や経済は株価ほどよくなっていない。
株だって個人投資の7割は高齢者がもっているのだしね。
アベノミクスで景気や経済が良くなっているわけじゃないので、
好景気は実感しようがない。
メディアのはしくれとしては、景気よくなってまっせという
情報を発信したいところではあるが、それは難しい。
やっぱり世の中の景気がよくなることでの自分への恩恵を
期待するよりも、自分で自分の景気を上げることだね。