アベノミクスで景気はよくなるか

アベノミクスという耳慣れない言葉がメディアで
踊るようになってから1カ月ぐらい経ったか。
アベノミクスの中身は、小泉・竹中改革のときのものと
基本的には同じ路線である。
小泉・竹中改革のときは、大企業だけが利益を享受し、
その利益は役員報酬と株価の配当に消えたので、
一般社員に還元されることはなく、実感なき好景気と
言われたのは記憶に新しい。
この点をどうにかしないと市中にお金が流れるようにならず、
景気は悪いままで、増税だけが国民に重くのしかかることになる。
今は期待が大きいために株価が上がっているが、
現実が見えてきたときにその株価はどうなるか。
株価は景気とはほとんど関係ない。
成果よりも反省面が大きい、小泉・竹中改革の面影を追うのではなく、
国民の将来不安を払しょくし、内需が喚起されて、
血液のように国中にお金が循環するようにならないといけない。
あと、民主党時代に進められようとしていた、林業再生プランは
自民党でどうなったのか。
ドイツでは、林業自動車産業以上に雇用を生んでいる。
ドイツ以上に森林資源が豊富な日本なら一大産業になるポテンシャルがある。
ぜひ自公政権でも進めてもらいたい。