閉じていくことができない

コンビニ店員に外国人がすごく増えている。
確かに東南アジア系の人が増えた印象だ。
日本人かなと思っても、中国人や韓国人だったりする。
いまコンビニで働く日本人が不足しているのだという。
大学生の定番バイトだが、18歳人口は減少し続けている。
他の業種でも人手不足だから、そっちに人手が流れ、
コンビニに回ってこないのだろう。
なのにコンビニ店数は増えている。
人口が減っているのにコンビニ店数が増えても、
たいした売り上げ増にはならないだろう。
日本というのは、国が壮年期に入ってきているのだけど、
いったん広げたものを閉じていくことができないでいる。
戦争などで一時的に人口が減ることはあっても、
これまではずっと増えてきたから、
閉じていく思想を持てないのだ。
もうコンビニはこれ以上いらないし、
夜中に開いていなくてもいっこうにかまわないのだけどな。