孤独死と孤立死の違い

最近、孤独死孤立死は区別されて用いられているようだ。
孤独死は、1人で死ぬことを言い、
孤立死は、社会的孤立の上で死ぬことをいう
という具合である。
どんなに社会的なつながりのある人でも孤独死は避けられない。
独居する人も多いし、1人旅の旅先で死ねばそれも孤独死だ。
防がないといけないのは、孤立死のほうだ。
夏になると、孤立死のニュースが出てくる。
死体の腐敗が早くなり、
異臭によって近隣住民が気づくケースが多いからだ。
死後何日も気づかれないという状況は避けないといけない。
このブログでは何度も触れているが、
独居人の多い地域では「隣人祭り」というものが行われていることがある。
フランス発祥のもので、隣人が決まった日に三々五々現れて、
好き勝手に持ち寄った飲食物を飲み食いし、また勝手に散っていくという
なんとも緩い集まりだ。
だからこそ気軽に参加することができ、近所の人と顔見知りになる
ことができるということで、世界中に広まっている。
工夫すれば、孤立死を防ぐ道はある。