「ミッシングID」

「ボーンシリーズ」の後釜として、期待された作品。
キャストもマット・デーモンに似たルックスの若い俳優をもってきた。
男子高校生の主人公が自分の出生に疑問をもつ。
「自分は両親の子じゃない。いったい何ものなのか…」
ということで、CIAに追われるハメになるというのがストーリー。
面白くないわけではないのだが、話のスケールは小さく、
どうしても人気の俳優でアクション映画をつくってみたかったんだな
という感じがしてしまう。
最後のシーンでは、思わせぶりに主人公の実の父親が登場したりして、
「まだ、お前とは会えない」みたいなことを言ったりする。
こういうのはあまり好きじゃない。
「ボーンシリーズ」みたいなのを期待しないで見てみることを勧めます。