ただならぬ縁

久しぶりに友人ふたりと飲みに行った。
ひとりは高校時代の、もうひとりは社会人になってからの友人だ。
周囲で唯一の独身だった彼がとうとう結婚するという。
「そろそろ」という話は聞いていたので、びっくりしなかった。
こういう話になると、なんとなくあったかい気持ちになる。
彼とは社会人になってからの友だちなのだが、
社会人になってからの友だちで彼ほど親しく付き合っている人はいない。
同級生で大学時代に同じ準硬式野球リーグに所属していたこともあって、
26歳ぐらいのときに初めて会って意気投合。
いまの私の妻を紹介してくれたのも、高校で同級生だった彼だった。
そして、彼の今度結婚する彼女は、私が紹介した、私の高校の同級生なのだ。
これを知ったときは驚いた。
これはただならぬ縁だなと思わずにはいられない。
彼らとどういう付き合いが始まっていくのか、これからが楽しみだ。