子どもの成長を感じるとき

子どもの成長を感じるときはいろいろあるが、
めんどくさいとは思いつつ、これがそうなんだなと思うことがある。
それは、自転車のサドルを上げるとき、チャイルドシートの肩ベルトの
長さを調節するときだ。
精神的な成長は分かりにくいが、身長など身体の成長は分かりやすい。
普段、母親はそういう成長をよく感じると思う。
子どもの衣服はすぐに小さくなるからだ。
夏物、冬物は、昨年のものが着られなくなることも多い。
母親はそういうのを如実に感じるが、男親はそれがあまりない。
でも、自転車のサドルを上げるときや、チャイルドシート
肩ベルトの長さを調節するのは父親の役目で、
そういうときに、「大きくなったのだな」と実感する。
調節しているときに子どもは本当にうれしそうだ。
大きくなっている実感を自分なりに得られるのかもしれない。
めんどくさいことにこそ、喜びもあるのかもしれない。