子どもの「やりたい!」の扱い

28日の「パパ祭り」に参加したとき、
お父さんたち同士の交流会も行われた。
子どもたちと遊ぶ時間が1時間で、交流会が1時間半取ってある。
この幼稚園では主に母親たちが参加する懇談会が月1ペースである。
これに父親が参加するのは皆無だ。
そこでこういうイベントつくったという側面もあるのだろう。
年少の親たち8人が集まって、話し合った。
すでに上のきょうだいがこの幼稚園を巣立った父親もいれば、
最初の子を入れた父親もいる。
私は習い事や、ペットを飼いたいなど、子どもがやりたい
ということをどの程度、やらせているかパパさんたちに聞いてみた。
やりたいことはできるだけやらせたいと思うものの、
お金が住環境の制約があることも多く、もちろん、子どもの要求を
すべて飲むことはできない。
しかし、否定してばかりいてもダメだと思っていて、
親は結果が目に見えていても、子どもに経験してもらいたいという
思いももっている。そこで悩むわけだ。
こういう集まりに参加する親たちは、教育のことをしっかり考えて
いるようで、親がやらせたいと思ったものをやらせるという親もいれば、
できるだけ子どもの要求をかなえてあげるという親もいた。
どれも納得できるものばかりで大変、勉強になった。
最近は子どもの自主性を重んじるとかいって、
子どもが何かやりたいというまで待つという親もいる。
でも、子どもはその「何か」との出合いがないと思いを持たない。
その出合いを用意してやるのは親だと思う。
そこから一歩進んで、「やってみるか?」と勧めてもいい。
強制する必要はないが、親の意向を伝えることは大切だと思う。
そういうことをいろいろ考えることができたので、
とても有意義な話し合いだった。次回もぜひ参加したいと思う。