悪と善

疲れた心と体に、はい、1本。
名言サプリ 其の154


悪をならう者は必ず手本を凌駕し、
善をならう者は手本に及ばぬのが常だ。

(グイッチャルディーニ)


グイッチャルディーニはルネサンス時代のイタリアの歴史家。
この人がいいたかったのは、性善説とか性悪説とかいったことよりも、
「世の中、そういうもんだ」というぐらいのことなんでしょう。
善行よりも悪行のほうが得られるものが大きいから
こんなことになるのでしょうか。
そうだとしても、なぜそうなるかは、たぶんそうはいっても
善を行なう人のほうが多いからでしょう。
悪を行なう人のほうが多い世の中では、善のほうが目につくわけだから。
悪いことばかり起こるように思えるのは、
実は日常が平穏だからなのかもしれないですね。