また裏金報道

なんだか大相撲と同じ臭いがするなあ。
プロ野球、巨人軍の裏金問題だ。
6選手に対して公表された契約金以上のお金を渡していたんだって。
プロ野球界に詳しい人は「え、そんなのを問題にするの?」と
いう話だったと思う。
昔からやられてきたことらしいことは、これまでにもよく報道されていた。
でも、今回は朝日新聞がケンカを吹っ掛けたというところが違う。
裁判をやっても勝てる素材が出てきたから、
朝日はこの記事を打ち出したに違いなく、それは大相撲の八百長メールと
同じような動かぬものなのだろう。
この記事に続いて、他のメディアからは社会人選手に月200万円の
小遣いが渡っていたという報道も出てきた。
この記事の真偽は確かではないが、これまでにも同じ類の話は出てきた。
巨人軍の親会社はいうまでもなく、読売新聞。
他のメディアは「おもろなってきた」と思っていることだろう。
プロ野球球団の多くは1つの親会社が運営している。
その広告宣伝費として運営費は経常されていて、
球団自体は真っ赤な赤字体質だ。
「球団を持つのは税金対策」という人もいるくらいだ。
当然、私たちが払う新聞の購読料も広告費になる。
つまり、私たちの購読料のいくらかはプロ野球選手の懐に入るわけだ。
表では健全なような顔をして、裏では現ナマが飛び交うのがこの世界の常識だけど、
あんまり度が過ぎると、観戦する気も失せるなあ。
もう新聞とるのやめようかな。