ICOCAはPASMOではICAREHEN

たぶん、以前にも京都を訪れたときに試したことがあるはずだが、
今回もあえて京都市内の鉄道でPASMOが使えるか試してみた。
結果はNGでした。
愛想もなく、キンコーンと音がなって行く手を阻まれてしまいました。
いまさらではありますが、
ICOCAのゲートは、PASMOではICAREHENなのであります。


それで思い出したことがある。
福島原発の件で、関東で不足する電力を関西から融通してもらおう
というとき、電気の周波数が違うからできないという、あの一件だ。
なんで一緒にしとかないのかなー。
けれども、あえて一緒にしないのはわかるような気がする。
何をやるにしてもだいたい首都から始まって、関西、東海といった具合に
全国に波及していく。そのとき、東京と同じにしたら、
「大事なところを東京に握られてしまう」
そういう危機感があるのではないかと思う。
岡山のようにはっきりした地方都市ならそれはないのだが、
大都市の大阪、京都、名古屋はそう思っても不思議ではない。
もうひとつは、郷土の誇りがそうさせる面もあると思う。
「東京の追随はしないよ。おれたちはおれたちでやっていくよ」
「東京の世話にならなくても、大丈夫よ」
そういうプライドだ。
利用者の面からすれば、不便なのかもしれないが、
郷土に誇りをもつことはとてもいいこと。
「全部同じになったらつまんない」そう思うことにした。
頻繁に関西出張するようなら「ICOCA」を持ってもいいけど、
いまのところ、その予定はない。