役所の情報、一元化して

いろんなところで指摘されていることだけど、
なんで役所の個人データって一元化されていないんだろう。
私は子どもが二人いる。子どもが増えると、当然、出生届を出す。
子ども手当てや医療券を受けたりするのは、戸籍係とは別の窓口に行く。
役所の中で住民情報が一元化されていないから、
行政サービスが連動せず、個別に手続きをしなければならなくなる。
こういうのを是正するために、住民基本台帳ができたはずなんだけど、
いまだ改善される気配がない。
11ケタだかなんだかの番号が振り分けられたはず。
この「背番号」に家族構成や納税情報、年金保険料の納付記録などを
ヒモづけるようにしておけば、家族構成が変わったときに一度届ければ
すべての行政・福祉サービスを連動させることができるはず。
で、個人情報はどこか地震など災害の少ないところのデータベースに
バックアップを取っておけばいいのだ。
企業でもかつては部署ごとに顧客情報をそれぞれが保有していたが、
最近ではデータベースを用いて一括管理するようになった会社も多い。
こうした会社から顧客データの管理を依頼されている会社のノウハウを
利用して、もうちょっと効率的な情報管理を
考えてみてもいいのではないかと思う。