「1か月無料」なのに2日だけ

ipad」では一部の新聞も読める。
産経新聞は最初の1か月無料で読むことができ、
次の月からは月額1500円となるという。
そこで私も23日、さっそく産経新聞HDのアプリをダウンロード。
見れば、
「ほうほう、なかなか快適に読めるではないか」
という感じの印象を持った。
拡大縮小がもっともたつくかと思ったが、なんのことはない。
普通に読めてしまう。
「これなら、購読してもいいかも。朝日や読売は会社で読めるしな」
と思っていたところ、25日になって突然、
「無料期間は終了しました。今後は1500円で買ってください」
という主旨のメッセージが表示された。
「なぬっ、1か月無料じゃなかったんかい?!」
おそらく、毎月25日に課金するシステムになっているために
「25日締め」の縛りがあるからだろう。
宅配の集金じゃあるまいし、なんでこういうことになるのだろう。
試し読みさせる意味は、「これいいかも」と思わせて、
定期購読させることにあるはずだ。
でも、2日間しか読めないのではその良さが全部伝わってこない。
なんでこういうことになるのかなあ。
本気で売る気があるのかなあ。
今回の一件で、私の産経新聞に対するイメージはかなり悪くなりました。
うまくやれば「ipad」にコンテンツを投入してない朝日、読売、日経
のシェアを大幅に食うことも可能だと思うのにとても残念です。


・・・とここまで書いて気になって調べてみたら、
「5月28日から1か月間無料」なだけで、
ダウンロードしてから1か月無料とはどこにも書いてない。
そうだったのか、知らなかった。私が悪かった。
で、よく考えてみると、こういう期間の区切り方はどうなのかと思う。
これは「だったらアイパッド早く買わなくちゃ」という心理しか
起こさせない。アップルしか喜ばない。
どういう戦略があるのかわからない。
もうちょっと無料で読めたら定期購読したかもしれないのに残念。