「短い生涯」でいい

疲れた心と体に、はい、1本。
名言サプリ 其の21


人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、
何事かをなすにはあまりにも短い。
(by中島敦


中島敦は『山月記』を書いた日本の作家。
教科書に出てきたので、みんな知ってますね。
人生80年の時代から人生90年の時代になろうとしている。
30代で子どもを持ち、その子どもが親の相手をしなくなるのが
40代のころにやってくる。
そのあと50年近い日々を「何か」をして過ごさなければならない。
たまに子どもも相手にしてくれるだろうし、
仕事もしなければならないだろう。
でも、それもなくなったら、自分ひとりでも人生を充実する何かを
もっていたほうがいい。
一緒に家族や友人が付き合ってくれればいいけど、
付き合ってくれない場合も考えておいたほうがいい。
充実した日々は短く感じるけど、
「何もしない長い人生」より、そんな「短い生涯」のほうを選びたい。