竹から燃料に

最近は環境問題とか食糧問題に関心が高くなったので、
そういった記事に目がいくようになりました。
先日は、竹からバイオ燃料がつくれるという話を目にしました。
静岡大学が町工場と連携して、高効率で燃料にする技術を開発した
というのです。
竹の成分のセルロースグルコースという糖に変換することにより、
燃料を精製できるというのです。
竹を粉砕する機械を町工場と連携してつくったとのこと。
最終的に1リットル100円にするのが目標とか。
たけのこが好きな日本人は竹を一杯植えたので、全国に管理されない
竹林がたくさんあって、問題になっていました。
竹は食料とも競合しないので、穀物価格が上がる心配もないという。
しかも竹の生長は早いので、いっそう合理的だ。
現時点で、1リットルいくらでつくれるのか明らかにされていないが、
1リットル100円が達成できたらかなり有望だ。
最近は薪ストーブやペレットストーブが人気らしいので、
これで荒れた里山が整備され、化石燃料から少しでもシフトできると
いいですよね。
成り行きを注目しておきたいと思います。