殊勲の引き分け

日本の新総理が誕生したこの日、ジャパンががんばった。
ラグビーワールドカップでカナダとの最終戦です。
ここまですでに3敗しており、決勝トーナメント進出はなくなった
のですが、1勝を目指して死闘を繰り広げました。
前半はワントライを挙げて5−0とリードで終了。
後半は2つトライを返されて、逆に5−12とリードを許します。
またここでも後半ロスタイムに突入してから
ジャパンの猛攻がすごかった。
フィジー戦を思い出させるような攻めで、ついに執念のトライ。
最後のコンバージョンも決まって、土壇場で追いつき12−12の
同点で試合を終えました。
勝てなかったけれど、最後まであきらめない姿勢は、
日本ラグビーの新たな歴史を刻んだといっていいでしょう。
あと一歩届かなかったフィジー戦を思い出し、一時は
「結局、やっぱり勝てないのか」と思ったのですが、がんばりましたね。
なにしろ過去5回の大会で1勝しかしていないのですから、
急に2つ、3つも勝てるようになるわけがありません。
まずは1勝ですから、その1勝まであと半歩と迫ったことは
評価できると思います。
次のワールドカップでは悲願の2勝目と、
決勝トーナメント進出を果たしてほしい。
これほど血湧き肉踊る4試合はありませんでした。
ラグビーは本当におもしろい!
ジャパンの選手たち、お疲れさま、そしてありがとう。