草野球への招待

たまに草野球に誘われます。
仕事の打ち合わせなどで、最後に雑談になったとき野球の話しになると
ついつい「ぼく、大学まで野球やってました!」と言ってしまう。
すると、草野球に勧誘されるということになるのです。
嬉しい半面、困ってしまうのです。
もう草野球も5年ぐらい遠ざかっています。
最後にやったときは、足はもつれるし、肩は痛いし、ピッチャーの投げる
ボールが見えない。カーブなんか「消えた!」と思ってしまう。
草野球のカーブでさえこうですから、
「これはもう引導を渡されたようなもんだな」と思ってしまった。
おもしろいもので、どんなに過去に長く野球をやっていても、
ブランクが長ければ、経験があまりなくても毎週草野球をやっている人
にはかなわないということです。
事実、私のように長く続けただけという人でなくても、
早稲田大学で野球をやっていた、社会人で野球をやっていた、
という人でも草野球ではさっぱり打てない人を見ています。
でも、野球経験は中学生まででも大人になって毎週草野球をしている人は
ガンガン打ちまくります。逆に言えば、毎週やれば野球経験の少ない人で
も草野球で立派に活躍できるということです。
スポーツはみんなそうですね。野球の打撃は特にその傾向があります。
純粋に努力した人がうまくなるんです。
だから、野球はおもしろいし、スポーツはおもしろい。
草野球で強いチームをつくろうと思ったら、野球経験の多い人を探すより、
毎週参加できる人を集めたほうがいいでしょう。
もちろん、強いチームをつくることだけが目的になるとは限りませんが。
ぼくの場合は、もう野球はいいかな、なんて思っています。