バカ野球にバカバイク

子供は大人の言葉づかいを真似ながら覚える。
裏返せば、大人は間違った言葉づかいをやっちゃダメということ。
細君は、夕方こどもにテレビを見させている間に夕食をつくる。
しかし、この日は高校野球で夕方の子供番組が潰れていた。
「またバカみたいに野球やって!」
とつい言ってしまった。
数日後、長女が
「ママー、またバカみたいに野球やってるよー」
それで細君は反省することになった。
細君は近くに住む友人に語ったところ、同じような経験をしているという。
「前の道路を大きな音を立ててバイクが走るから、
?もう!バカバイクが!?
といったところ、後日、
「ママー、バカバイクが走ってるよー」
と子供がいうのだという。
バカ野球にバカバイク。
人のことを笑っていられない。
私も他の高齢者のことを「(親しみを込めて)オジイ」とか、
「オバア」と言っていたら、子供も「あ、オジイが歩いてる!」と
言い出し、苦笑いしたことがあった。
子供がいうとなんでもおもしろいので、つい笑ってしまうが、
気をつけなきゃなーと反省することになる。
逆にいえば、大人がいい言葉を使っていれば、
子供もそうなるということ。
どうせならいい言葉を使いたいものです。