フェアじゃないからおもしろいのに 

予想通りである。

ぼくは常々、スポーツは最終的にロボット同士がやるようになると

思っているが、結構それは近い未来かもしれないと思うようになった。

最近、韓国やアメリカで野球のロボット審判が開発されている。

ストライク、ボールの判定をロボットにさせようというのだ。

テクノロジーの進化でこれはできるだろうなと思った。

センサーの技術がすごく発達しているからね。

今はまだ判定を下すのに時間がかかるようだが、

こんなものをすぐに改善されるだろう。

近い将来、野球に審判はいなくなる。

ビデオ判定(リクエスト)の導入は、

そう思わせるのに十分な出来事だった。

「テクノロジーにしたほうがフェアだろう」

というのが導入推進派の考えだろうが、

スポーツなんてどうやったって完璧にフェアになんかならない。

ゴルフを考えてみてよ。

スタートする時間帯が違うのなんかまったくフェアじゃない。

時間によって風の吹き方がちがうだろうって。

こういうのをゴルフで許容しているじゃないか。

なぜなら、物理的に条件を同じにするのは不可能なのもあるが、

「それはそれでおもしろい」ていうのがあるからじゃないか。

審判の判定だって、たまに間違ったり、揺れたりするからおもしろい。

そのうち選手もロボットになるよ。

あ、そうか、もうeスポーツがあるか。