世の中がおかしい

このところ、自分のブログを読み返してみて、どうも堅苦しい
社会情勢の話ばかりだなと反省しています。
もっとたのしくなるような話題を書きたい。
まあ、自分もおっさんになったということでしょうか。
自分自身、かなり懐疑的な性格のつもりなので、
「このごろ、世の中がおかしい」という話を聞いても、
「そうかな」と思うことも多かった。
モラルの欠如という意味では、学校での給食費の踏み倒し、
病院での治療費の踏み倒しなどは、あきらかに数字が
変わってきている。
先日は、図書館の職員の嘆きが記事になっていた。
5年ほど前から、図書館の本に書き込み、切り抜きされる
ケースが目立つようになってきたというのだ。
こういう定点観測している人の証言は、信じるに足る。
どうやら少しずつ世の中が変わってきているのは
間違いなさそうだ。
ある塾の講師がこんなことを書いていた。
以前、英文の問題で、右腕のない原始人の骨が見つかり、推定40歳
ぐらいだということがわかったという文章があった。
原始時代は狩りができないと生きていけない。にもかかわらず、
40歳まで生きられたのは、周囲の人が助けてあげたからだ。
彼はそれを読んで、本当に恥ずかしくなったという。
そして、人として何をいちばんに教えなければならないかを、
原始人から教わったと、昨今のいじめ問題に関連付けて書いていた。
人間関係がさらに希薄になるなかで、悩みも増える。
読売新聞に掲載される人生相談には、人間関係の悩みが多いのだという。
「周囲の人間は、自分を幸せにしてくれる存在という思い込み」
「相手に完璧を求め、それが叶わなくて悩む」という相談が多い。
こんなことを全部ひっくるめて思うのは、
自己中心的な世の中であるということ。


自分さえよければそれでいい


これです。これがいちばんの諸悪の根源です。
自戒も込めていいますが、こういう考えだけにはならないようにしたい。