結婚式をしましょう

なんとお礼を言えばいいか。
思いがけない人たちからたくさんのご祝儀をいただきました。
式に参加できない方々からのものです。
もう感謝というしかない。
きちんとお礼をしなければと思います。
同時に、自分が逆の立場になったとき、同じようにお祝いを
してあげたいと強く思いました。
自分がしてもらったことを、次の世代にも引き継いでいくと
いくことはとても重要ですよ。
今回、ご祝儀をくださった方々もそうして自分が与えられて
きたのだと思います。

いまは結婚式をしない人もいると思います。
「たくさんの食べ物が食べ残され、使わない引き出物が増えるだけ」と
言った人もいました。
かつてはぼくもそのように考えていた時期がありました。
けれど、そうではないんじゃないかと考えるようになりました。
結婚式は自分たちだけのものではないのです。
親のものでもあり、友人・知人のものであり、お世話になった人のもの
でもあるのです。
なぜなら、「祝ってあげたい」と思っている人もいるからです。
すべての人がそうだとは言いません。でも、そういう人は確実にいます。
その人のためにもやるべきです。
「祝ってもらう機会をさしあげる」べきです。
そりゃあぼくだっていろいろ考えました。
師走の一番忙しいときでもあるし、「この人に声をかけたら、ご迷惑かな」
と悩みました。
でも、声をかけたら「忙しいけど、行くよ」と言ってくれました。
迷惑かどうかと考えるより、自分が感謝の意を伝えるほうが大切という
結論になりました。
お金がかかるから、結婚式をしないという人もいるでしょう。
お金はまた働けばいいじゃないですか。いまは5万円でも式ができます。
会費制のパーティでもいいじゃありませんか。
結婚式は規模の大きさじゃありません。
どんな人に来てもらい、どんなお祝いの言葉をもらい、
どんな感謝の気持ちを伝えるかが大切です。
出席者全員がたのしめ、全員が納得するなんてことはできません。
そのことで、いやな思いをするかもしれません。
でも、自分たちが精一杯来る人に配慮したら、あとはどうにでもなれと、
開き直ってやればいいんです。
あなたも結婚式をしてみませんか?