友人の結婚のお祝いをやろうと、ひさしぶりに数人を招いて、
ささやかなホームパーティをした。
彼らとは八ヶ岳に遊びにいったし、結婚式で余興をやってくれた
たのしい仲間たちである。
そのうちのひとりが２月１４日に入籍を済ませ、
５月には地元岡山で結婚式を挙げる。
そういうふたりを見ていると、自分のときを思い出す。
結婚式の準備でばバタバタしていたときに、祝ってくれる人たちに
招かれて、いろいろと回ったことがあった。
「結婚の先輩」たちに教わったことが３つある。
ひとつは、話をすること。話すネタがなければニュースを見ながら、
「これどう思う？」でもいいし、たまにはケンカでもいい。
とにかくなんでもいいから話をすること。
ひとつは、「ありがとう」と「ごめんなさい」をいうこと。
もうひとつは、相手の親類の悪口を言わないこと。
このことは自分自身、今でも実感することがある。
ほんとにいいことを教えてもらったなあと思う。
そして、「結婚とはいいものだよ」といってくれたので、
ぼくも彼らにそういってみた。
今度は自分が言う番になったのだとしみじみ思う。
それにしても、結婚式を控えたふたりというのは、
いつ見てもいいものだなあ。
