両面相容れる

私は笑いが好きだし、いつもしょうもないダジャレなどを
いうのが好きな人間である。
ブログではまっとうなことを書いているからといって、
まっとうな人間であるなどとは決して思わないでいただきたい。
よく知られた作家のエッセイなら、冗談を冗談として受け取ってくれる。
けれど、知られていない人が書いたものなら、その人が
どんな人なのかよくわらからないから、冗談なのか本気なのか
わからないことがよくある。今のブログでの私がそれだ。
私が冗談として書いたことを、本気に受け取り、怒ったり、
驚いたりする人もあるかと思う。
だからといって、これはジョークですといって書いたら馬鹿に見える。
まあ、私の文章が稚拙だからしょうがない。
まっとうな社会問題について書くときは別のブログに書くことも
できるが、それはしない。
このブログは誰からも命令されていないし、誰からも金をもらって
いない。私は権力からも資本主義からもフリーだ。
人には真面目な側面と、ふざけた側面と、まっとうな側面と
邪悪な側面があり、サイコロを転がしたときのように
いつどこでどの目が出るのか本人もよくわからない。
けれども、どの目が出たところで、言いたいことがきちんと
伝わるようにならなければ、書く職業をやっている意味はない。
理想は、一つの文章の中で序盤に笑い、中盤で泣き、終盤でために
なったり、考えるよすがとなるものが書けるようになることだ。
情報の大河の中で、飲む一杯の水をすくう手桶が
このブログになれば、この上ない幸せです。