でんぐり返しで腰を強打

子どもは、ベッドやソファーの上で飛び跳ねるのが大好きだ。
だから、子どものいる家庭では、ベッドやソファーは
消耗品と考えなければならない。
こないだも寝るときになって、暗くなった部屋で飛び跳ねる長女。
跳ねてはでんぐり返しを繰り返す。
「暗いからあぶない。やめなさい」を繰り返すも
一度、調子に乗ったら止まらない。
前まわり(森光子が得意だったでんぐり返し)をしたときのこと、
勢い余って、ベッドの宮(頭のところの棚というか、木の部分)に
したたか腰をぶつけて、大泣き。
「いたいよー、腰がー、いたいよー」
さっきまでの上機嫌はどこへやら。
本気の泣き顔が暗闇でもわかる。
「ぷぷ、だからすんなっていっただろ、ぷぷぷ」
と笑いを押し殺して、ちょっと怒って言った。
かわいそうだが、どうにも笑いが止まらない。
笑いながら、怒るって難しい。
自分の子だからしょうがないけど、
調子に乗りすぎて痛い目をみるとこはほんまアホや。
まっとうな人間に育つのだろうか、
たまにちょっぴり心配になる。