文章がうまくなるには

「よくそれだけ文章を書けますね」
とよく言われる。その次に
「私は書くの苦手なんですよ」という。
文章がうまくなるには、数を書くことだと
このブログで書いた気がする。
でも、よく考えたら、それだけでは足りないと思う。
もっとうまくなるには、誰かに添削してもらうことだ。
記者やライターは仕事で編集者や校正者に文章を添削される。
それでだいたい鍛えられて文章がうまくなっていく。
お金をもらいながら、文章学校に通っているようなものだ。
最初はあとかたがなくなるほど修正される。
で、修正されたものを見て、
「そうか、ここにはこういう言葉が必要なのか」
というのがだんだんわかるようになっていく。
それを次の原稿に反映させて書く。
これを死ぬほど繰り返すことでうまく書けるようになる。
何がいいたいのか文章で伝えるのは案外難しい。
難しいからこそ、私のような職業が成り立つのだが。
文章をうまくなりたい人は、誰かに添削してもらうといいでしょう。