映画『ナバロンの要塞』

ナバロンの要塞 movie

ぼくは映画をよく見るようになったのが25歳ぐらいのときから
なので、昔の名作をほとんど見ていないんですね。
この映画も名作の部類に入るのでしょう。
主演はグレゴリー・ペック、そう、ローマの休日の記者さんです。
戦争映画なんですが、あまり悲壮感がないのはなんでだろ。
「映画はたのしいもの」っていうのがあるから、
「あんまり暗いのはダメ」ということなんでしょうかね。
この映画では特殊部隊がナバロンの要塞に挑むのですが、
味方が最終的に攻略するまでゲリラ活動を行う。
特殊部隊って言っても、いまの感覚からするとかなり無茶。
装備は貧弱だし、人数も10人足らず。
でも、船で難破するシーンや砲台爆破のシーンなどは
固唾を呑んで観てしまう。
今やると「ベタ」と見られるような王道の手法ですが、
おもしろく観られます。
ちなみに、無理やり恋愛をはめ込んでいるような気がして、
ちょっと白けてしまいました。