「イングロリアル・バスターズ」

タランティーノブラッド・ピットがコンビを組んだ
ということで話題になった映画です。
時は第二次大戦、ナチと、アメリカの?惨殺部隊?である
「イングロリアル・バスターズ」の対決の映画である。
そこに「女の復讐」が混ざり合う。
キルビル2作もそうでしたが、タランティーノさんは
「女の復讐」が好きなのですね。なんででしょうか?
作中で「お前はドイツ人じゃないだろ」みたいなことを
言葉のアクセントの違いで疑いをかけられる場面があるけど、
そういうのを緊迫感のあるセリフで魅せるあたりはさすが。
ただ、やはり残虐シーンは目をそむけたくなるなあ。
ところどころに、「妄想シーン」が入ってくるのだけど、
やるならもっとたくさん入れるべき。中途半端に感じた。
全体的にはストーリーも良く、まとまっている印象でした。
ただ、やはり私としては「キル・ビル」の1作目の破壊的な
尖がり方がおもしろい監督だと思ってみるので、
その点、拍子抜けした感じはありました。
惨殺シーンに耐えられるなら、レンタルなら見ても
損はしないでしょう。