海水魚 淡水魚 

ナノバブル海水魚と淡水魚が同居できる」という記事を読んだ。
詳細はじゃまくさいので書かないが、この記事を読んで、
海水魚と淡水魚の違いについて気になったので調べてみた。
海水魚は淡水では生きられないし、淡水魚も海水では生きられない。
なぜなのか。
海水魚も淡水魚も、海水と淡水の中間の塩分濃度の体液で生きている。
海の魚が川に進出して川魚になっただけだから、
体液の塩分濃度はほぼ一緒なのだ。
どういうことが起こるかと言うと、浸透圧の関係で
海魚は体液を海水に近づけようと水を多く出すので脱水症状に、
川魚は体液を淡水に近づけようと水を多く入れるので水ぶくれ状態になる。
そのため、海魚と川魚ではまったく逆の浸透圧調整機能を持っている。
海魚は大量の水を飲み、ちょっとしかおしっこをせず、
川魚はちょっとしか水を飲まず、大量のおしっこを出す。
海魚は海水を多く飲むので塩を出すエラの機能も川魚とは違っている。
こういうことを、私は今、30歳になってからようやく知った。
知らないことを知るということは、たのしいものだなあ。