川が海にそそぐように

私は安楽死には反対ですが、
延命治療も反対です。
意識が戻る可能性がないのなら、
延命装置を外してもらって構わない。
脳死はまだ回復する可能性がある状態なので、
あらゆる手を尽くしてもらって、生き長らえたい。
残された人たちが納得するなら、
遺体は臓器提唱してもらってかまわない。
そんな死生観をもっていますが、みなさんはどうですか?
病院は営利組織の側面があるので、患者が死んで
もらっては困るから、延命治療をやろうとします。
でも、痛くて苦しんで1年生きるなら、
痛くならず苦しまず3か月生きたいというのが、
多くの人の思いじゃないでしょうか。
病院では、死は敗北です。
でも、人の人生にとって死は敗北ではない。
水が低いところに流れるようなもの。
それが死だと思うのです。
死に抗うのではなく、寄り添っていく。
川が自然と海に流れ込むように
死ねたらいいなあ。