「人手不足」とは何か?
知っていますか、失業率はここのところだいたい1.3倍を
いったりきたりしている。
これは10人の労働者に対して13人の求人があることを意味する。
「いい仕事がないから」と最初から就職を諦めている人が
分母にいくらかいるとしても、1倍はくだらないだろう。
ということは、望めば誰でも仕事に就けるということだ。
つまり、「人手不足」というのは産業側、雇用者側の言い方だ
ということになる。
その本音は、「安く使える人手がいない」か、
「優秀な人が応募してこない」のどちらかだ。
企業の本当にすべきことは、給与を十分に渡せるほど
稼ぐようにビジネスを構築することだし、
入った人が優秀になるように教育していくことのはずだ。
だが、「人がいない」といっている企業は、
安く、優秀な人がいないという。
これはつまり「楽して儲けたい」ことの裏返しなのだ。
時給を上げればいくらでも来ますよ。
割に合わないから応募しないだけ。
現に給料の高い会社は行列ができている。単純な話だ。
会社は高い給料を払い、その分だけ社員が働いてくれるよう
指導、教育していけばいい。そこは労力が必要。
給料が高い会社は、働いている人がそれなりにがんばっている。
結局、労使ともにがんばらないといけないってだけことです。