無視できない陰謀論

昨年、ドイツでライヒスビュルガーという団体?に

強制捜査の手が入っていることが一部メディアで報じられている。

この団体はいわゆる陰謀論を唱えていて、

今のドイツ政府は正当な政府ではなく、連合国の傀儡政権だと主張。

自らに主権を取り戻すためにクーデターを計画していたとされる。

捜査の手が入ったのは、この団体の共鳴者の中に軍隊や警察の人たちが

いたために、看過できないということになったらしい。

日本では陰謀論は、都市伝説やフェイクニュースと同じような

ものとしてとらえられており、それによって何か自分の身に

実害が起こるとは考えられていない。

だが、アメリカでもQアノンという陰謀論があり、

民主党が大統領選挙で不正を行ったということを信じている人が

けっこうな割合でいることがわかっている。

欧米では無視できなくなっているのが陰謀論なのだ。

陰謀論はおもしろいので、私は好きなほうだ。

ただし、それはエンタメとして消費される類のものとしてだ。

陰謀かそうでないかを見極める目を養っておきたいものだ。