埼玉パナソニックワイルドナイツを下して初の栄冠に輝いた。
プレーオフトーナメントで気になったのは、TMOの多さだ。
準決勝のゲームでは計6回もゲームが中断された。
正確でフェアなジャッジをしようとする気持ちの表れだろう。
こういうのを見ていると、社会の反映だなと思う。
人間はミスをするものだが、機械を導入した結果、
ミスは許されないものになった。
機械はミスしないけど、人間はミスをする。
人間がかかわっている以上、どこかでミスが起きる。
でも、機械を使っていると、このことを忘れそうになる。
ミスに不寛容な社会は、人間にとって生きにくい環境になる。
他人のミスを許せないということは、
自分のミスも許されないことと同義だ。
この流れはどうにも止められない。
どんどん機械が入り込み、ミスは許されなくなり、生きにくくなる。
人間はミスをするものだということを
もう一度、思い出したい。