いつも対等な気持で 

大谷翔平選手は

「憧れていたら超えられない。今日だけは憧れるのをやめましょう」

といいました。

ラグビーでも相手をリスペクトすることを口うるさくいうようですが、

リスペクトしすぎると思い切ったプレーができなくなる。

リスペクトすることと恐れとは似たようなもの。

これもまずいのですが、もっとよくないのは、

相手を見下すことです。

相手をリスペクトしすぎるメンタルと、

相手を見下すメンタルは同じものです。

相手を見下す選手、チームは、自分たちより格上だとなると

恐れてしまう。これを防ぐには、

「常に相手と対等な気持で戦う」ことが必要です。

これは結構難しいと思う。

どうしても相手の実績を見ると

「強そうだな」とか、「勝てるかな」と思ってしまう。

そこからもう平常心を失ってしまっている。

いつも同じ気持ちで戦うのは難しいが、

それができたら、「気合を入れていけ」なんて

言わなくてもよくなるだろう。