ラグビーはなぜ人気がないのか4 

ラグビー不人気の理由として必ず最初に出てくるのが、

「ルールが難しい」だ。

でも、どんなスポーツでもルールって難しい。

野球など、ルールブックは200ページぐらいになるくらいだ。

インフィールドフライとか、スリーフィートラインの概念、

タッチアップとか、わかりにくいルールはたくさんある。

でも、そんなのがわからなくても野球は楽しめる。

それは、「ピッチャーの球、はええ」とか、

「打球がすごい飛ぶ!」とか、そういう単純に見て驚く、

選手のパフォーマンスがおもしろいからだろう。

だから、ラグビーも身体がぶつかり合うのを

見てるだけでもおもしろい。

「相手の陣地にボールを運んで地面に置けば点が入る」だけが

わかっていれば、最初はいいのだ。

その次に、「ボールは前に投げてはいけないのだ」とか、

「ボールを落としてはいけないのだ」といったことがわかるようになる。

そのあとで、「軽い反則」「重い反則」がわかるようになり、

ゲームの再開の仕方が違うことがわかるようになる。

最終的には、戦術がわかるようになっていく。

ここまでいくと、「かなりラグビーに詳しい人」という印象になるだろう。

おすすめなのは、ルールがわからなくてもまずゲームを見てみる。

それも現地で生観戦すること。

そして、できれば接戦を見に行くこと。

勝戦と名の付くようなゲームを見に行けば、

だいたい10点差の範囲内で最終版を迎える。

7点差以内で最終版を迎えれば、最後にトライ&ゴールで7点入る

ラグビーでは逆転勝利の瞬間が見られるかもしれない。