今年のテーマは「夢中」にしようと考えた。
「人生というのは、どのくらい無我夢中の時間を過ごせるか、で決まると思う。
僕にとっては、あの頃が無我夢中だった。
そういう時期があるから、いくつになってもまたやってやろうと思えるんです」
こう言ったのは大島渚だった。
自分を忘れて極度に集中している状態を「夢中」という。
その状態になると時間感覚がなくなり、一瞬で何時間もが経ってしまう。
スポーツでは「ゾーンに入る」という。
集中力が最高に高まり、次に何が起こるか事前に読めてしまったり、
イメージしたとおりに体を動かすことができたりする。
スポーツ以外ではフローの状態という。
新しいアイデアがどんどん湧いてきて、仕事がどんどんはかどる。
この状態がたくさんあればあるほど、充実感を得られるはず。
短い時間で充実感を得られるから、自分を納得させるために
長時間労働する必要もなくなる。
夢中になれる時間帯をどれだけつくれるか、
自分でチャレンジしていきたい。