高校野球が甲子園ではじまった。
甲子園に出る球児のことをみんなはよく「年下だと思えない」
なんていうけど、ぼく自身が高校球児だったから、
「年下にしか思えない」。
でも、ぼくらのころと明らかに違うのは、選手の体つき。
平均的にはともかく、甲子園に出る選手たちの平均身長は
たいして変わらないと思うけど、平均体重は２０年前より
５キロは重いのではないかな。
ウェートトレーニングなどを取り入れる学校が増えている。
そのせいか、今の甲子園球児たちはみな１４０キロを出す。
昔では考えられなかったことだ。
一方で、もう出来上がってしまって、のびしろが感じられない
選手もいるなあと思ってみている。
今の選手は、体格はよくなったが、野球しかやっていないので、
体の柔軟性とか、対応力に弱く、怪我も多いのだそうだ。
３年生の時点で完成することを目指しているからしかたないけど、
中学生、高校生ぐらいまではいろんなスポーツで体を
鍛えたほうがいいのだと思う。
