この2年間はZOOMなどを使ったビデオ会議システムで
取材することが多くなった。
移動する手間が省けるぶん、時間的に余裕はできたが、
取材の疲れは増えた。
ビデオ通話は対面と比べると音質が落ちるし、
微妙なニュアンスはつたわってきにくい。
そういうのをもらさず聞き取ろうとすると、
相当集中していないとできない。
おもしろい話だったらそれほどでもないが、
そうでもない話というのは、余計の疲れるのだ。
人と話すことが減っているのか、取材対象者が嬉々として
話してくれる場合、たまに予定した時間を超えて長時間、
話してくれることがある。
こういうときは大変だ。
高齢の人でたまにそういう人がいる。
取材というのは自分が話したいことを話す場じゃないんだがなあ
と苦笑してしまう。
そういう人に共通するのはこっちの話を聞いてないってこと。
年のせいなのかどうなのか、わからないけど。