体験格差を憂う 

町内会の行事、学校のPTA行事がすっかりなくなって

1年半が経つ。

子どもたちが体験をする場がなくなって危機感を感じる。

いま「体験格差」ということが言われていて、

さまざまな体験をした子ほど学習を習得する能力が

高くなることがいろんな研究で分かっている。

幼少期のいろんな体験をいっぱいした子のほうが、

学校での勉強がよくでき、人間関係が良好で、

幸せに生きられるというのである。

コロナを気にしない家庭ではどんどん外に出て

子どもの体験しているが、そうでない家庭の子は

家の中ばかりにいて、体験できない。

この格差は何年も後になって出てくるが、

コロナのせいだと確証をもっていうことはできない。

因果関係として成立しにくい。

コロナ収束後にどうやって取り返すか。

新しい体験の場を子どもにいかにつくるか。

大人が真剣に考えないといけない。