コミュニケーションの目的が違っているときは、
姿勢も変えないといけない。
双方向のコミュニケーションには
①「議論、ブレスト、ディベート」のように、話し合いを
通じて話の中身を深め、結論や結果を出すことを
目的とするもの。
②「質疑応答、取材、ヒアリング」のように、質問者が必要な
情報を話者から引き出すことを目的とするもの。
③「対話、傾聴」のように、両者が対等な立場でわかり合うため、
あるいは関係性を深めるため、また、話者のメンタルヘルスを
目的とするもの。
④「雑談」のように、両者のストレス解消、息抜き、暇つぶし
の目的とるすもの。
という4つの目的があると思う。
この目的を忘れてコミュニケーションすると、すれ違いが生じる。
①と④は全体の利益のため、②は質問者の利益のため、
③は話者の利益のために行うものである。
よくあるのは、対話の場なのに議論してしまうケース。
上司部下、夫婦の間でもこれは起こりやすく、
部下や妻は不満を持ちやすい。
これがわかっていれば、コミュニケーションは格段にスムーズに
行くと思うのだが、いかがだろうか。