本は時空を超えることができるメディアです。
本はそれ単体で再生することができる。
ビデオデッキも再生プレイヤーも電気もいらない。
そうとう長い期間、保存することができる。
こういう特性を生かして残すべき内容として、
戦争体験と伝統技術がある。
これらは語る人がいなくなっても、本で再生して
後の世の人が再現することができる。
戦争体験を語れる人がやがていなくなるのは必然。
伝統技術も後継者がいなければ途絶えてしまう。
その人たちの経験や技術を第三者に語り、
第三者が自分で理解してわかるように書けば、
後世の人に伝えることができる。
本をつくることは、だから素晴らしい。