残していかないといけないもの

本は時間を超えて思いや考え方を伝えることのできるツールだ。
後世の人に伝えなければいけないことを書き残すために、
ライターという自分のスキルを使えたらいいと思う。
テーマとしては、伝統工芸とか戦争体験が考えられる。
伝統工芸で後継者がいないために、技術に断絶が起こりそうなものが
たくさんあるのだそうだ。
そこまで高めた技術が失われるのは非常にもったいないことだ。
日本文化の損失を防ぐためにも、書物に残すことが必要だ。
そうすれば、後世の人がその伝統工芸の技を学んで、復活させたいと
なったとき、書物によって検索できる。
すべての刊行物は国会図書館に保存されるから、
日本という国が続く限り、その情報も保護される。
戦争体験もそうだ。
戦争でどんなことが起こったか、どんな体験があったか、
これもやはり後世に伝えていかなければならない。
伝統工芸も戦争体験も、語り手となる人たちが高齢になっているから
もうあまり時間はない。
いますぐ取り掛からねばならないが、それにはスポンサーがいる。
誰かそんな文化事業に立ち上がってくれる人はいないか。