意見と事実

疲れた心と体に、はい一本。
名言サプリ 其の298


自分なりの意見を持つことはできるが、
だが、それは自分なりの事実ではない。
(You can have your own opinion but not your own facts)


これはアメリカの上院議員が言ったことばなのだそう。
ニュアンスはちょっと違うかもしれないけど、
自分なりの意見はもっていいけれども、
それが独りよがりの「事実」であってはいけない
ぐらいの意味かなあと私はとらえた。
私は、起こったことは客観的事実だといえるが、
それ以外のことは主観的事実でしかないと思っている。
だから、客観的事実として語れる部分は極めて少ない。
主観的事実を普段「事実」と私たちは呼んでいる。
「事実」は自分の主観が入っている時点で、
自分なりの意見ということもできる。
それを他人と共有したときに、「他人もそう見たんだな」と
知ることができ、「事実」が事実になる。
独りよがりの「事実」を事実と錯覚するな
ということなんだろうね。
なかなか深いですね。