自慢話というものは 

私は自慢話を聞くことがあまりない

そう思っていた。

だが、そうではないらしいことに最近気づいた。

Aさんの話を私とBさんと一緒に聞いたのが、Bさんは

「自慢話に聞こえる」というのだ。

私はそのように聞かなかった。

どうやらBさんはAさんと趣味嗜好が似ているらしい。

私はAさんの話をただ、すごいなあとしか聞かなかった。

何か相手に対して劣等感のようなものを感じていれば、

自慢話に聞こえるらしいのだ。

私は基本的に、人は人、自分は自分と思っているから、

どんな人の話も自慢話に聞こえることがない。

心がざわつくこともない。

自慢話は話す人がするのではなく、

聞く人がその話を「自慢話」にするのだ。