自分に言い聞かせて 

「子どもの人生は子どものもの」

このことは頭でわかっていても、それとは違う言葉が

ついつい親の立場からすると出てきてしまうものだ。

子のことを思うあまり、口出ししたくなる。

そこをぐっとこらえて「子どもの人生は子どものもの」を

自分に言い聞かせる。

一度できてもまた、口を挟みたい自分が出てくるから、

これを常に自分に言い聞かせておく必要がある。

親からみると、もったいないと思うことも多々ある。

でも、子どもはいま経験してはじめてそれを腹の底から理解する。

親は苦労させたくないと思うが、子どもはその苦労の中から

人生を生きるのに大事な教訓を得る。

苦労する様子を見守りながら、「いまは学びの途中」と

自分に言い聞かせることにする。